収納の少ない古民家で「空き部屋が物置になっている」とはよくある話。
とは言え、風通しもせず、閉めっぱなしでは服や箪笥はカビだらけ。
そもそも「使わない物なのでいいよ」とあきらめて、本当はどうしていいのかわからない気持ちに蓋をしてしまっていませんか?
この部屋を「ウォークインクローゼット」にしようと、はじめたのが今回の「小さなリノベーション」。
6畳間+押し入れと仏間のよくある和室の大きさです。
まずは、その和室の押し入れと仏間を解体しました。
そのことが良かったのか、7.5畳のゆとりのある、少し大きな部屋になりました。
天井板雨漏りのシミも綺麗にし、壁は塗装で明るい色にかえました。
畳をフローリングに変更しましたが、フローリングの材料を「杉の無垢フローリング」に変え湿度調整に期待です。
単なる「模様替え」や「設備の交換」だけで終わるのではなくて、家のお悩みを一緒に考え、その解決方法が生活の質の向上につながるのが「小さなリノベーション」と位置付けています。
一度に問題を解決するのが「大規模なリノベーション」であれば、「小さなリノベーション」は繰り返すことで一つ一つ丁寧に解決していけます。
「北側の物置になっている和室」を「杉の無垢フローリングを貼ったウォークインクローゼット」に変えた今回の小さなリノベーション。