板塀 – before and after –

「既存板塀の修繕工事」

既存の塀は「源氏塀」に属するもの。

瓦葺きの屋根は、経年による雨漏りがありました。

漆喰塗りであったであろう左官壁には、白色の板金板が貼られていました。

きっと雨漏りが原因で、土が落ちてしまったのでしょう。

板張りの焼杉のうづくりも長年の雨風で風化していました。

既存の板塀は、雨漏りによる板の腐食や漆喰壁の劣化がありました。
漆喰壁には板金板が貼ってありました。
板金板をめくると劣化した土壁がありました。

古い瓦を撤去していきます。
新しいですが、マットな雰囲気のあるものを選びました。
淡路島の古代いぶし瓦「銀古美」。大屋根とおそろいです。

板塀の板は焼杉でした。経年劣化で焼いた面もうずくりの面も風化していました。
板を保護塗料で塗りました。浸透性のある塗料ですので、自然な仕上がりです。
ピカピカに綺麗にを目指さず、素朴な仕上げりを目指しました。

「新設の板塀工事」

2メートルを超える新設の板塀。

デザインは既存の板塀をベースとしています。

オリジナルの雰囲気大切に。

支える基礎は頑丈に。

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